認可保育園の入園願書、希望はいくつ書く?
認可保育園への入園を考えている方は、いくつか希望する園を決めていると思いますが、願書の書き方に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。認可保育園の入園申込書には、希望をいくつ書けばいいのでしょうか。いくつかのポイントをご紹介します。
認可保育園の入園願書にはいくつ書けばいいの?
秋頃からいよいよ希望の保育園を選ぶ時期がやってきました。願書は取り寄せたけれど、どうやって書けばいいんだろう……と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
確かに、「この書類でどこの保育園に行くかが決まる」と思っている方も多いかもしれません!願書は、慎重になりすぎる必要はないが神経を使う作業である。
そこで今回のテーマは「何択で書けばいいの?」お住まいの自治体にもよります。お住まいの自治体にもよりますが、首都圏や関西圏、政令指定都市など待機児童が多い地域では、第1希望から第6希望までの園を書く欄があります。
第一希望だけ書けばいいのでしょうか?それとも可能な園をすべて書くべきなのでしょうか?迷いますよね。
受け入れ可能な保育園ピックアップ
保育園の送迎は車ですか?私もやはり第一子の入園申し込みの時も同じようにかなり悩みました。仕事が不規則で長時間労働のため、延長保育は必須です。最寄り駅から近ければもっとありがたかったです。ただ、延長保育があり、駅から近い園は倍率が高いようです。駅から多少遠くても、確実に入園させることが目的であれば、延長保育があればよいのかもしれません。
では、検討すべき要素を順に見ていこう。
(1) 通園に何を使うか?
もちろん自宅から近い園が一番便利ですが、何を使って通園するかによって通える園の幅が変わってきます。徒歩やベビーカーを使う場合は、時間がかかることを覚悟しましょう。仕事の荷物と保育園の着替え、赤ちゃんを抱っこして通勤するのは意外と大変です。徒歩通勤の場合、最長でも10分以内。自転車や自動車を使えば、その距離をカバーできる。
(2)労働時間+通勤時間=保育時間
勤務時間+通勤時間=保育時間。お迎えの時間は帰宅できる時間で決まるため、長時間働く人には延長保育が欠かせない。ただし、都内の公立保育園は「定員枠」を設けているところが多く、必要度が低いと延長枠の定員に入れないこともあります。各保育園の保育時間を確認しよう。
(3)その園でなければダメなのか、入園することが最重要なのか。
さまざまな条件を考えると、入園できる園は限られてくる。最終的な選択は、「絶対にその園に行かなければならない」のか、それとも「保育園に入園することの方が重要」なのかということです。とにかくどこかの園に入園しなければ働けないのであれば、後者の選択が最も可能性が高いだろう。実際、そう考える親は多い。ひとつ注意したいのは、園を変えるのは意外と難しいということ。意外と難しい園でも、特に待機児童の多い地域では、チャレンジし続けるしかないかもしれません。
いくつの園に申し込むべきか?
多くの共働きの親にとって、一番心配なのは、兄弟が同じ園に入れないかもしれないということです。どうしてもこの園に入りたい」と第一志望だけを書く親も多いが、「入園できなかったらもっと困る」と第六志望まで手の届く範囲の園をすべて書く親もいる。願書提出時に役所担当者に希望を聞いてもいいのですが、たいていの人は「行けるところは全部書いてください」と言います。
私もかなり悩みましたが、第1子の時は行けそうな保育園は全部書きました。でも結局、1人目と2人目は別々になり、2人目が卒園するまでの2年間、2つの保育園に通うことになりました。それでも入園できないよりはマシだと思ったんです。
認可保育園に申し込む際には、入園できる年齢に注意しましょう。
(1)~(3)に加え、入園可能年齢にも注意が必要です。産休明けすぐから入園できる園も増えてきていますが、「生後5カ月以上」「生後7カ月以上」という枠を設けている園もまだまだあります。
とにかく結局、一度入ったら出られない!これが現実だ。個人的な意見ですが、よほどの理由がない限り、通える範囲の園をすべて「希望園」として書き出しておくことをお勧めします。本当に、入ってしまえば何とかなります。