ワーキングマザー必見!育児休暇中にやるべき5つのこと
そろそろ仕事に復帰したい。 しかし、育児休暇は産後の心と体をリフレッシュさせる貴重な時間。育児休暇中の今、ぜひやっておきたいことを5つにまとめてみました。
目次
何はともあれ、まずは産後の回復に努めましょう。
赤ちゃんとの生活は、喜びと不安が入り混じったもの。
産後は心も体も想像以上に疲れています。そんな中、母親は第一の介護者であり、赤ちゃんが眠りから覚めると同時に怒涛の育児が始まる。
産後の体の回復は、年齢に関係なく個人差が大きい。産後間もなくからパワフルに動き回る2人目以降の赤ちゃんを連れたお母さんを見ると、「動けるんだから動こう」「動かなきゃ」と思うかもしれません。
環境や心身のコンディションは人それぞれなので、気づかないうちにオーバーワークになっていると、突然心身の疲れが噴き出すこともある。
出産直前まで仕事をしていた場合、特に初産であれば育児に人生を捧げなければという焦りを感じるかもしれませんが、2人目の出産でも「初めての経験ではないし、上の子もいるし」と気負いがちになります。自営業やフリーランスの場合、「早く仕事を再開しなければ」という焦りも大きい。
まずは、産後の身体の回復が今後の育児や家庭生活の基盤になるという原点に立ち返り、産後最低2カ月は、赤ちゃんのリズムに合わせてお世話や添い寝をしてあげてほしいと思います。
赤ちゃんの予防接種については、公費で受けられる期間に無理のないスケジュールで受けられるよう、1回目の接種時にかかりつけの小児科医と今後のスケジュールを相談しておきましょう。
ご主人と役割分担の仕組みを話し合い、実践しましょう!
少しずつ育児に慣れさせよう
妊娠中に、育休中や職場復帰後の協力体制について、妻と話し合っている人も多いだろう。しかし、赤ちゃんが生まれて初めて、予想外の事態の多さに気づくものです。漠然と「子どもがだんだん大きくなれば、子育ても楽になるだろう」と思っていた人もいるかもしれないが、さまざまな過程を経て成長していく子どもを見ているうちに、思っていたほど単純ではないことに気づく。
夫婦共働きの場合、なかなか落ち着いて話し合う時間が取れないので、育児休業期間中こそ、子どもが急に病気になったり、夫婦のどちらかが倒れたりした場合に、双方の職場の理解がどれだけ得られるかを考えておく必要があります(これも育児休業期間中と復職後(復職後では育児休業期間中とは全く違う場合もあります)で想定されることです)。相談先については、時間をかけて相談されることをお勧めします。
また、出産前にあまり家事をしていなかった男性が、妻の仕事復帰後にいきなり家事・育児をするのは当然無理があるので、最初はお世辞でも、オムツ替えや沐浴を担当してもらう、簡単な食事を作ってもらうなど、徐々に妻を家事・育児に引き込んでいくことが大切です。実は、これは夫に限ったことではない。
実はこれは夫だけでなく、やがて大きくなる自分の子どもにも当てはまることなので、初めての子どもが相手の方には少し遠回りかもしれませんが、親がすべてをやるのではなく、乳幼児期は自分でできること、やりたいことをやらせて、学齢期に入り、料理や家事に興味を示したら、休日に少しやらせてみたり 共同作業で少しずつ経験を積んでいけば、だんだんと自分でできることが増え、家族のためになることも増えていくはずです。
何でも自分でやった方が早いかもしれませんが、やらせるために費やした時間=子育てを長く続けるための大きな投資だと考えてください。子どもが乳幼児の頃から、少しずつ家族全員で協力関係を築いていく!と考えてみませんか?
保育施設を調べ、いざというときの預け先を確保する。
どちらかの祖父母のサポートは助かるが、働きながらの子育ては二人だけでできるものではない。働き盛りの女性は「家庭で何とかしなければ」と考えがちだが、まずはその考えを捨てることが大切だ。
待機児童が多い地域では、保育園に入ること自体が大変だが、保育園に入るだけではカバーできない部分も多い。理想を言えば、保育園が休みの日曜日や体調不良の子どものために出勤を考慮してくれる職場が望ましいが、現状ではそうもいかず、仕事内容によっては定時に仕事が終わらないこともある。
ベビーシッターや地域の協力者が子どもを預かる「ファミリーサポートシステム」、病気や療養中の子どもを預かる「病児保育」「病後児保育」などを調べることも大切だ。ベビーシッターやファミリーサポートに登録して実際に利用したり、病児・病後児保育に登録したりすることで、親も子も徐々に「ベビーシッターに預ける」「病児・病後児保育に預ける」ということに慣れていき、頼れる人がたくさんいることで安心感を得ることができます。
赤ちゃん以外の情報にもアンテナを張る
人のアンテナは、自分が今直面していることに関連することに集まりやすいので、育休中は街を歩いていても赤ちゃん連れや妊婦さんが多いことに気づいたり、今まであまり気にしていなかったような子ども関連のニュースにも敏感になります。図書館や書店に立ち寄れば、絵本コーナーや子ども向けのコーナーに目移りし、赤ちゃんを夫に預けて自分の買い物に出かけても、ついつい赤ちゃんのためのものを買ってしまうこともある。これは、今まで気づかなかった視点から物事を考えさせる素晴らしい変化である。
一方で、息抜きに赤ちゃんに関係ない情報にも意識的にアンテナを張っておくのもいいでしょう。今はインターネットであらゆる情報を得ることができますが、インターネットで情報を探すと、どうしても自分の興味のある分野に集中してしまいがちです。新聞は世の中の動きやトレンドを広く浅く知るには手軽なツールです。一面や社会面にこだわらず、興味のあるページ全体にざっと目を通すだけでも様々な情報を得ることができる。世界の時事を表す4コマ漫画に注目するのも楽しいかもしれない。
下の子を出産後、上の子出産後にはあまり感じなかった「活字離れ」を大いに感じた。そんな中、小学校高学年の上の子は新聞に興味を持ち、読みながら「昨日、どこで、いつ、何があったのか」「こう書いてあるけど、本当にそうなの?どういう意味?私も新聞を読みましたが、上の子や夫との話題の幅が広がって新鮮でした。
赤ちゃんとの時間を味わい、赤ちゃんを通して地域のつながりに目を向ける。
職場復帰の準備も大切ですが、育休中の楽しみのひとつは、赤ちゃんとのゆったりとした時間です。
赤ちゃんの寝顔を見るだけで、幸せを感じる人も多いはず。その気持ちをそのまま受け入れて、限られた育休期間をゆったりと過ごしてほしいと思います。
赤ちゃんが生まれて初めて、自分が赤ちゃんであることを実感するかもしれません。ママ友なんてめんどくさい」「いずれ仕事に復帰するから友達なんていらない」と感じる人もいるかもしれませんが、「自分と同じように赤ちゃんのお世話をしている人が、思っている以上に地域にいるんだ」と感じるだけで、安心して地域で子育てができるようになります。
無理にママ友を作らなくても、親子連れが集まる場所などを見て回り、少しでも顔見知りになっておくだけでも心強いものです。自然と気の置けない友達(=「ママ友」ではない)ができれば、仕事の有無など環境の違いを超えてつながりが続くこともある。地域のイベントには、意外にも父親のほうが熱心で興味を持ってくれるケースもある。母子の集まりが苦手なら、家族で参加しやすい場所を探してみるのもいいかもしれない。