育児送迎シミュレーション!育児生活のスケジュールを立てよう

育児送迎シミュレーション!育児生活のスケジュールを立てよう

保育園の送迎シミュレーション 育児生活のスケジュールを立てる
お子さんを無事に保育園に入園させた方も、残念ながら希望の保育園に入園できなかった方もたくさんいらっしゃいます。どんな人でも、復職の1ヶ月前にはやっておくべきことがあります。入園後に慣らし保育がありますが(最近は実施しない園も増えている)、これは園児や赤ちゃんが園に慣れるためのもの。新生活のシミュレーションは、いわばママやパパにとっての「慣らし保育」のようなものです。
保育園送迎シミュレーション:降園から出勤まで
まず、所要時間から1日のスケジュールを考えます。始業時間が9時、通勤時間が1時間だとすると、遅くとも8時には保育園を出て会社に向かわなければなりません。ほとんどの保育園では、入園後すぐに預かることはなく、保護者はオムツ替えや着替えを所定の場所に用意するのが一般的だ。慣れてくればこの時間も短くなるが、最初のうちは20分から30分は余裕を持っておきたい。この場合、午前7時30分までに保育園に到着させたい。
逆算してみましょう。自宅から保育園までの所要時間は?子どもの着替え、身支度、朝食、の準備に必要な時間を差し引けば、起床時間がわかるはずだ。登園に10分、身支度に1時間かかるとすれば、午前6時20分。朝食を作らなければならないことを考えると、どんなに遅くても6時には起きることになる。
わかりやすくするために、開始時間を逆順に書いておくと頭がすっきりする。
例 午前9時に始業の場合
↑通勤1時間
8:00 保育園出発
↑20〜30分 園での準備
7:30 保育園到着
↑10 登園
7:20 子どもと自宅出発
↑身支度、着替え、朝食などに1時間
6:20 子ども起床
↑身支度、朝食作りに20分
6:00起床
保育園のお迎えシミュレーション お迎え
次はお迎えのシミュレーションです。お迎え時間は、退社時間+通勤時間で決まります。仮に通勤時間が1時間だとすると、17時に会社を出て、18時に子どもを迎えに行くことになります。では、そこから時間を進めて、18時に子どもを迎えに行き、保育園からの引継ぎを受けて、子どもと一緒に帰る準備をしましょう。これには10~15分ほどかかります。保育園を出てから家に着くまでの時間は、朝よりもゆったりしています。18:30頃に家に着く流れになるでしょう。
そこから夕食の準備をします。18時に子どもを迎えに行くと、おそらく園では夕方の「おやつ」を食べていないでしょう。特に赤ちゃんは「黄昏泣き」といって夕方に泣くことが多く、親は早く何か食べさせなければと焦ります。19時に夕食を食べられれば理想的だ。ゆっくり食事をし、20時にはお風呂に入り、遅くとも21時までには寝かせるのがベストです。
それぞれの状況によってスケジュールは決まりますが、まず考えるべきはお子さんのことです。保育園で過ごす時間が長ければ長いほど、子どもは疲れます。無理をさせて体調を崩してしまったら、一番大変なのはパパとママです。特に最初のうちは、子どもに無理をさせないこと。保育園での生活をスムーズにするために、夜はできるだけ早く寝かせるのが鉄則。
送り迎えをしながらの通勤は、一人の通勤とは全く違います!できれば育休中など、入園前にシミュレーションを繰り返し、慣れておくとよいでしょう。
例 17時退社の場合
↓通勤1時間
18:00 お迎え
↓降園準備、引継ぎ連絡15分
18:15 保育園出発。
↓自宅まで15分
18:30 帰宅
↓夕食準備 30分
19:00 夕食
↓ 夕食+片付け 1時間
20:00 入浴
↓ 入浴+着替えと明日の準備 1時間
21:00 子ども就寝