子どもを怒鳴ることは、母親の心のSOSです!



目次
子どもを怒鳴る母親にとって、感情が爆発しそうになったときにできることはただひとつ、その場を離れることだ!
子どもが言うことを聞かない、何度注意しても同じことを繰り返す、してほしくないことをする。最初は冷静だった母親も、次第にイライラが募り、火山が噴火したかのように子どもを怒鳴りつけることがある。
感情をコントロールできずに怒鳴りたい衝動に駆られたり、実際に怒鳴ってしまったりしたら、部屋を出て子どもから離れるようにしてください。そのまま一緒にいることは、お互いのためになりません。感情をコントロールできないまま、きつい言葉で子どもを傷つけてしまう可能性が高まります。また、自己嫌悪に陥ったり、子どもに影響が出ても心配ないと悩んだりすることもあるでしょう。また、自分の感情をコントロールできないことに悩むこともあるでしょう。そのような不安や自己嫌悪から自分を解放してあげましょう。
気持ちが落ち着いたら、怒鳴ったことをフォローする!
母親が感情的に怒鳴ることで、子どもに伝わるのは、大きな声や怖い顔への恐怖感、母親に嫌われているのではないかという不安感です。この恐怖感は母親、ひいては他人への不信感につながり、母親に嫌われているかもしれないという思いは、子どもの自尊心を低下させる。子どもを怒鳴りつけた場合は、その後に必ずフォローアップを行い、子どもに与えたかもしれないこうした感情を解消するようにしましょう。
注意したいのは、怒鳴った後のフォローで、例えば「○○をしたからママは怒鳴ったんだよ。だからもうしないでね。」と落ち着いた口調で伝えても、一見フォローしているように見えても、本質的にはフォローしていないことになります。なぜなら、母親が子どもを怒鳴りつけた理由は子どもの責任だからです。つまり、この語りかけによって子どもに伝わるのは、「私はママをイライラさせている」「ママは私のそばにいると怒鳴りたくなる」というメッセージなのだ。これが子どもの気持ちにそぐわないことは、すでにおわかりだろう。
自分のことを言われているような気がする…。がっかりしても、心配はいらない。これから紹介するポイントを守れば、すぐに子どもの気持ちに沿うことができるようになります。
子どもの気持ちに寄り添う3つのポイント
大好きなママに嫌われたくない…。不安になっているお子さんを安心させてあげましょう!
- “ママに嫌われてるかな?” ”ママは私のこと嫌い?” という不安を取り除いてあげましょう。
怒鳴られると、子どもは「ママに嫌われている」と不安になります。大好きなお母さんに嫌われることは、子どもにとってとても辛いことです。この不安から早く解放してあげることが大切です。そのためには、会話の最初に「ママはあなたのことが大好きよ」と言ってあげること。それだけで、子どもは安心して話を聞くようになる。 - 怒鳴ったことを謝る。
どんな理由であれ、怒鳴って感情を爆発させるのは望ましいやり方ではありません。「感情的になってごめんなさい」と必ず謝りましょう。あなた自身が他のコミュニケーション方法を見つけることを相手に伝えましょう。 - 最後に怒鳴った理由を伝える。
「お母さんは○○だった」
「私が一生懸命伝えようとしたことをわかってもらえなくて、とても悲しかった。」
「お母さんは疲れていた。」
ママにはママなりの怒鳴る理由があるのです。子どもに一番伝えたいことを、シンプルに一言で伝えましょう。経済的な問題、夫婦間の問題、家庭内の揉め事など、大人の問題がある場合は、それを子どもに伝える必要はありません。
実は、伝える順番はとても重要です。この場合、子どもは不安や不満を抱えたまま母親の思いを受け止めなければならず、言われたことの半分も子どもに伝わりません。まずは不安や不満を取り除き、伝えたいお母さんの気持ちを伝える。
「怒鳴ること」は母親の心からのSOSである。
怒鳴ってもメッセージは伝わらないし、何の解決にもならない。実際、事態を悪化させるとわかっていても怒鳴ってしまうことはある。特にイヤイヤ期の2歳児を持つ母親、2人目、3人目を妊娠中の母親、働く母親、シングルマザー、普段の育児にプラスアルファが必要な母親にとっては、心の余裕がなくイライラする場面が増えてくる。パパとケンカして、いつもなら流せることが流せないこともある。怒鳴るのはママの心のSOS、心に余裕がない証拠です。
子どもの言動に思わず怒鳴ってしまったとしても、それはきっかけに過ぎない。子どもは自由な存在であり、いたずらもするし、言うことも聞かない。あなたが見るべきは、そのような子供と一緒にいることによって「あなたの中にどのような感情が引き出されたのか」である。言うことを聞かない子どもに「バカにされた」「拒絶された」と感じるなら、その感情が引き出された理由は他にある。
幼少期の経験、過去の嫌な記憶、今抱えている人間関係、あるいは他の何かと関係しているのかもしれない。怒鳴りたい衝動に駆られたら、まず自分の心をよく観察し、どんな感情が引き出されたのかを感じてみよう。叫びたくなるほど大きな声で叫んでいる自分の心の声にも耳を澄ませてみてください。